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高校生の性春・日記帳
第32章 2月14日(バレンタインデー)

(^_-)-☆ 2月14日(バレンタインデー) ♪♪
隣町に住む従妹のスズちゃんが、バレンタインデーには手作りのチョコケーキをプレゼントしてくれるという約束でしたから楽しみです。
2月14日のバレンタインデーは水曜日なので、前倒しにして11日の日曜日に来てくれることになりました。
お父さんも楽しみにしていたのですが、上司にゴルフを誘われて早朝から出かけてしまいました。
スズちゃんは僕と同じ高校1年生で、少女漫画のキャラみたいに目が大きくて快活です。
機転が利いてしっかりお手伝いをしてくれるので、お母さんもお気に入りです。
「おばさま、お早うございまーす」
「あら、いらっしゃい。スズちゃんは高校生になって、色気が出てきてますます女っぽくなったわねえ」
「うふふ、おばさま見てよ、手作りのチョコケーキだよ」
「わぁ、ずいぶんたくさん作ったのねえ、どれもみんな美味しそうだわ。紅茶をいれてあげるわね」
僕とお母さんはスズちゃんのチョコケーキを賞味したあと、3人で昼食を一緒にしたのです。
食事を終えるとお母さんは買い物に出かけたので、家には僕とスズちゃんと二人きりです。
スズちゃんは食後の口直しに冷蔵庫からカップアイスを二つ取り出して、ナッツ味を僕に差し出します。
「琢磨くんも食べなさいよ」
「う、うん」

