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高校生の性春・日記帳
第4章 戦い終えて
帰りの電車の中で、僕はお母さんを問い詰めていました。
「ねえ、お母さん、僕の童貞喪失の場面を、しっかり見届けてくれたの?」
「もちろんよ。母親としての義務だからね、しっかり見届けてあげたわよ」
「僕のチンポが、叔母さまのオマンコに挿入される瞬間を、しっかり見届けてくれたの?」
「もちろんよ。どうしてそんなこと訊くの?」
「さっき、叔父さまと叔母さまが変なこと言ってたじゃないか。お姉ちゃんに何回射精したのかとか、真剣勝負のセックスなんだからとか……」
「まあ、なんのことかしら。私は知りませんよ」
僕は胸の内で、嘘つきお母さんと呟いていた。
だって、童貞喪失の瞬間に、お母さんは叔父さまに抱かれて喘ぎ声を上げていたんだから。
僕の脳裏には、お母さんの激しく悶える嬌態がくっきり焼き付いて、永遠に消えることはないのですよ。
叔父さまに全裸で抱かれて、狂ったようにハメ合って喘ぎ声を上げて、淫乱に悶える姿態が脳味噌に焼き付いているのですから。
だけど僕は、お母さんに野暮なことは言いません。
僕の童貞喪失の瞬間なんかそっちのけで、叔父さまに抱かれてセックスに夢中になっていたじゃないかなんて言えません。
お母さんは、自分たちの痴態を僕に見られていないと思っているのですから。
「お母さん、なんでもないよ。お母さんと叔母さまのおかげで、僕は男になれたんだから」
「うん、良かったわね。これでお友達にも胸を張って、軽蔑されずに済むわね」
「うん」