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高校生の性春・日記帳
第7章 7月20日 勇樹の告白

(^_-)-☆ 7月20日 勇樹の告白 ♪♪


7月20日 木曜日 梅雨明けの青空
1学期もいよいよ大詰めになり、もうすぐ夏休みです。

高校に入学してからたくさんの友達ができたけど、何でも話せて気の置けない友人は勇樹だけです。
彼は信念が強いのか楽観的なのか、あけっぴろげな性格だから隠し事をしない。

勇樹の父は2年前に病死して、シングルマザーになってしまった38歳のお母さんと二人暮らしです。勇樹をなんとか大学まで行かせようと、お母さんは隣町の病院で看護師として働いています。
だけど勇樹は母親に甘えているのか能天気なのか、勉強そっちのけで呑気なのです。

今日も放課後の教室で、いつものように二人でエッチな会話をしていたら、勇樹が親父の書斎だった部屋から持ち出した古い週刊誌の記事を開いて見せてくれたのです。

見開きの頁には“近親相姦特集”と記された大見出しに、“読者からの投稿記事を編集しました”という小見出しが太字で補足されていた。

僕は見出しを見た瞬間にドキリとして、小見出しを見てゴクンと生唾を飲み込みました。

だって、僕はお母さんから、私たちの行為は近親相姦だから、誰にも話してはならない禁断の秘密だからと、きつく口止めされていたのですから。

だからこそ、投稿記事が実話だと書かれた見出しを目にすれば、背徳的な刺激に性欲がくすぐられ、記事の内容を知りたくて思わず引きずり込まれてしまったのです。


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