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高校生の性春・日記帳
第8章 7月21日 説得
勇樹はお袋を抱きしめて、ソファーに上体を押し倒した。
お尻をつかんで股間を引き寄せ、怒涛のピストンを開始した。
ソファーから落ちこぼれたお袋の右足が、天井を蹴り上げて勇樹の身体に巻きついた。
ソファーの上で重なり合った二人の身体は、渦潮に呑まれた潜水艦のように、のたうち回って跳びはねる。
「か、かあちゃん、うっぐぐ、気持いいか?」
「あっああ、あはあは、あんた、いったいどうしたの? 今日は、ずいぶん激しいわねぇ、あっああ、ううう」
「うん、かあちゃんに大事な話があるから、ちょっと興奮してるんだ、うっくくく……」
「なによ、大事な話って? そんなに興奮するような話なの?」
ピストン全開だった腰の動きを休めて、勇樹は慎重に声をひそめて切り出した。
「かあちゃんさあ、夫婦交換とかさあ、スワッピングとか興味ないか? てか、やってみたいと思わないか?」
「バカなこと言うんじゃないよ。私はシングルマザーだよ。夫がいないのに夫婦交換なんてできるわけないでしょうよ」
「だからさあ、スワッピングだよ。母親同士で息子を交換し合ってさあ、相手の息子とヤッてみたいと思わないか?」
「なんだって? 息子のあんたを交換するって? どこの誰と交換するっていうのよ?」
「それはさ……」
「ちょっと待ちなさいよ。母親同士で息子を交換とか言ってるけど、あんたは、どこかの母親とヤルって事じゃないのさ。いったい何を考えてるのよ? はっきり言いなさい」
「う、うん」