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高校生の性春・日記帳
第8章 7月21日 説得

いよいよ勇樹は覚悟を決めて、本題に入ることにした。
「オレの親友のさあ、琢磨って知ってるだろ?」
「時々あんたから話を聞いてるから、名前だけは知ってるよ」
「その琢磨がさ、かあちゃんのこと、好きなんだってさ」
「あら、嬉しいわねえ。だけど、顔を見たこともないし、会ったこともないのに、どうして好きになれるのさ?」
あやふやに言葉を濁していたら、疑惑を招くかもしれないと勇樹は考えた。
説得を確実にするためには、ストレートに話した方がいいだろう。
「オレがさあ、かあちゃんとの関係を琢磨に告白したんだよ……」
「ええっ? あんた……」
「そしたらあいつも、母親と近親相姦をしてるって言うんだよ」
「まあ……」
驚愕の眼差しのお袋さんに、反問の隙を与えないように畳みかけます。
「それで、お互いのかあちゃんの写真をスマホで見せ合ってたらさあ、そんな話になったんだよ。アクメの表情もスマホで見せ合った」
「あんた、私の裸の写真を見せたの?」
「う、うん、あいつもさあ、お袋の下着姿を見せてくれたんだ」
「あんた、まさか……」
お袋さんの言葉をさえぎって、勇樹は強引に話を結論へとつなぎます。
「聞いてよ、かあちゃん。琢磨がさあ、かあちゃんと、セックスしたいって……」
「何だって……?」

