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高校生の性春・日記帳
第2章 4月10日(入学式)
(^_-)-☆ 4月10日(入学式) ♪♪
4月10日(月曜日)桜吹雪の青空に南風が心地良い
今日は、僕が高校1年生になった入学式です。
校庭を取り巻く桜は満開で、春のそよ風に花弁が舞って澄み切った空はピンクブルーです。
僕の名は琢磨(たくま)です。
何事にも切磋琢磨するようにと、親が勝手に期待して名付けました。
だから僕は期待に応えるようにそこそこ勉強して、とりあえず地元の県立高等学校に入学したのです。
この前までは中学生だったけど、高校生になってなんだかいきなり大人になったような気がします。
女生徒たちは青チェックの制服のミニプリーツスカートをひるがえして、ちょっとした大人の色気を振りまいています。
教室に入ると座席が指定されており、廊下側と窓側とに男女の席が分けられている。
あけっぴろげで安穏で従順な僕は、前後の席や隣に座る男生徒たちと会話がはずんでたちまちにして打ち解けました。
男子生徒たちの話題といえば、女子生徒の選り好みや噂話で盛り上がります。
入学式を終えて家に帰って、それなりに友達ができたと話したらお母さんは安堵して喜んでいました。