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高校生の性春・日記帳
第10章 7月23日(日曜日)訪問

僕はもう、キッチンから目が離せません。
勇樹を見ると、やっぱりキッチンの成り行きを見つめています。
勇樹のお袋さんの唇が、お母さんの唇に急接近します。
ああ、あと10センチで合わさってしまう。ああ、あと5センチ、1センチ、1ミリ……
二人の唇は、触れ合っているようで、いないようで……
じっと見つめ合ったまま、敬子さんがそっとささやく。
「今日は、息子さんの琢磨くんをいただくセレモニーですから、真美さんのアワビは、お預けかな……」
「桜貝じゃなくて、アワビ……ですか?」
「うふふ、桜貝もアワビも……」
「お預け……ですか?」
「うふっ、真美さんの桜貝の唇は、今、いただいちゃおうかな、うふふ」
「えっ?」
敬子さんの唇が、お母さんの唇を奪った。
ブチュブチュブチュ、プチュプチュプチュと舌がからまった。
オープンキッチンで誰はばかる風もなく、舌を出し入れして絡めてキッスです。
敬子さんは舌をからめてキッスをしながら、お母さんの襟元のリボンを引っ張ると、ブラウスのボタンをはずして肩から脱がしました。

