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12歳年下の彼と入籍する話
第1章 7月の…旅行の後の話……
『ええよなぁ~、付き合って
1ヶ月なんかさぁ…めっちゃいい頃やん?
それも…えっちもさぁ…、この前
したばっかりやったらさぁ、
もう…毎回デートのたんびに
したーてしゃーない頃やんなぁ?』
有翔さんが言うには、飲み口が良いので
結構グイグイ飲めちゃうから、
気が付いたら酔っちゃってる感じの
パーティー楽しめるカクテルとは、
そんな風には…言ってたけど。
來翔さんも…港斗君も…結構…
酔っちゃってる…よなぁ……。
『僕は…毎日…したいですけどねぇ…』
『彼氏と同棲してるけど、
レスで…って子、割とおんで?
なんか一緒に生活し始めたら
家族みたいになってもーて
段々、しやへんなってもーたって感じのん』
その來翔さんの口ぶりに
來翔さんの彼女…さん達の中に
そんな彼氏とのレスに
不満を持って身体だけを
求めにくる子が…居そうな感じ…だなぁと。
その口ぶりから…、
何となくに察してしまったんだけど。
『まぁ…それで、彼氏の方が
ライトに文句言いに家に来てさ、
お前が抱いたらんからやろがボケェ!って
言って、そのままやる事お前が
1発やってからもっかい俺に
文句言いに来いや!って
追い返した事あったよ?』
あ、やっぱりそう言うのあるんだと
私は沖縄でお土産に買って以来
気に入ってAmazonで
リピート購入した琉球レモンサワーの
原液があるから自分の好きな濃さで
炭酸水で割ってちびちび飲みながら。
なんとも、來翔さんらしい感じだなぁと
その文句のつけ方にも感じつつも。
『それ…その後、その人達
どうなったんですか?また、文句言いに
してから戻って来たんですか?』
『んな訳あらへんやん、ミナト。
男と女なんて、ちゃんと
する事しとったら上手い事行くんやて。
変に相手に遠慮したりして
断わられたらどないしょって
遠慮ばっかりしぃとったらなぁ
する事も出来る訳あらへんやん』
『はいはい、いい子いい子』
そう言いながら、有翔さんが
來翔さんの頭をよしよしして。
『なんやねん、アルト…お前ッ。
弟のクセ…に…、全部わかっとる
みたいなオーラ出しおってからに…。
お前が…そんなんやから…やねんぞ?』