パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 ７月の…旅行の後の話……

『巴さ～ん、これもう１個
食べても良いですかね？』

「それは…私の許可は要らないけど…」

港斗君はさっきショコラミント味の
ワッフルケーキを食べたけど
まだ食べたそうな感じにしていて、
今度はストロベリーピーチを食べていた。

『ミナト、コーヒーに
日本酒入れてみなよ…
ええ？って思うかも知れないけど
味わい深い味になって、悪くないよ？』

そう言って残ってるコーヒーに
自分が持って来た日本酒を
入れて飲んでみてと言って来て。
意外な…組み合わせな気がするんだけど。

ほらほら騙されたと思って、と
有翔が、港斗に日本酒を勧めていて。
半信半疑で…それを受け取った
港斗が自分のカップの
残ったコーヒーに日本酒を注ぐ。

『女性には…それに
ちょこっとカルピスを入れると
もっと飲みやすい味になるよ？』

日本酒×コーヒー×カルピス？？

と言う…組み合わせをオススメして来て。

港斗君がじぃーっと混ぜた
日本酒コーヒーのグラスを見ていて
彼がそれに口を付けるのを
見守っていたんだけど…。

『…アルト、これ…ヤバい…かも
凄い……コーヒーの香りと
日本酒のフルーティーさが…
いい感じに…マッチしてる…美味しい』

１口だけ飲ませてと…味見を
させて貰ったんだけど、
この意外な取り合わせが美味しくて。
自分のコーヒーにも、
有翔さんの持って来ていた久保田を
入れさせて貰って飲んでたんだけど。

『あ～、まだ、３人で飲んどるやん
俺も、飲みたいし、アルト、
お前の、飲んどる久保田頂戴や
って、ミナト…２個目？
え～、俺もアイス食べたいし…』

來翔さんにはグラスに
氷を入れて有翔さんが飲んでるみたいに
日本酒ロックで飲めるようにして
グラスを渡して。
残っているアズキ味をお風呂上りの
アイスとして食べて貰う事にした。

有翔さんが…持って来てくれたのは
久保田の大吟醸だったから、
とっても…いいお酒だったから。
私もちょこっと…ロックで飲んで
綺麗に１升瓶４人で飲んじゃって
綺麗に空にしちゃったんだけど。


ーーーーー
ーーー
ーー