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12歳年下の彼と入籍する話
第1章 7月の…旅行の後の話……

酔ったままで、えっちを始めちゃってる
彼にストップを必死に掛けるけど
寝ぼけてるし酔ってるし…
全然聞き入れてくれなくて。

こっちがダメって言うのを
言わせない様に…して来る感じで。

「やぁあん…、ダメって…
今は…、お客さん…来てるからぁッ」

『何言ってるんですか…巴さん…
巴さんのここも…こんなになって来て
その気になって来てますよ?』

「そ、それは…港斗…くんがあぁ…
あっ、んんっ…やっ、あぁあん…!」

『って…何で、避難させて置いたのに
友坂さん…ミナトと…そうなってるの?』

シャワーから戻って来た
有翔さんに発見されて…
また助けて貰ったんだけど…。

冷凍庫の中から、氷を1欠片
有翔が自分の手に取ると
グイっと港斗との襟を引っ張って
その中にポイっと氷を入れた。

『わぁあぁっ…冷たっ…!!
え?え?ええ?何?…氷?』

突然の敵襲でも受けたみたいに
彼が大きな声を出して目を醒まして。
何事なのかと周囲を見回していた。

「おはよ、ミナト」

『え?おはよう??え?アルト…?』

「その感じだと、酔いも全部
どっか行ったみたいだし、
さっきの続きは…友坂さんと
一緒にお風呂してから上でしてくれない?」

『へ?へ?さっきの続き…?…』

有翔が港斗の股間の辺りを指差して。

『ミナト、自分のそこに聞いてみたら?』

自分のそこと…言われて、
元気で…バキバキになってたんだけど…。
巴さんに助けを求める視線を向けると
顔を真っ赤にして…視線を逸らされてしまって。

何やら…僕は…酔って寝落ちして
その寝ぼけたままで、
何か…やらかして…た…みたいで。

『友坂さん…に…詳しく説明して貰って
僕は…あの…いつもの…所で寝るから…』

今日は双子が泊まるからと、
脚付きのマットレスを用意してたから
ラグの上が來翔さん、
脚付きのマットレスの上が有翔さん
って言うのが…お約束になりつつある。

有翔と巴の顔を状況が
全然理解出来てない港斗が
どう言う事??と言う顔をしながら
交互に見つめていたのだが。
グイグイと…後ろから睨む様な
視線を…巴に向けられてしまって…。


「ねぇ、早く、一緒にお風呂…行こ?」

『あ、…はい…』



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