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12歳年下の彼と入籍する話
第1章 7月の…旅行の後の話……

彼がこっちに手を伸ばして、
接触冷感もタオルケットを身体に
綺麗に掛けてくれて。
その上から添えた手でトントンしてくれる。

『今日は…巴も、いつもより
お酒…飲んでた感じ…だったし、
僕は…さっき…ちょっと寝たんで
もうちょっと起きてますけど。
そのまま…寝て…いいですよ?』

お酒も…良い感じに入ってるし、
いい運動をしたのもあって
半分…眠りの国に足をつっこみながら
巴が…コクコクと首を縦に振った。

「…ん、そうさせて…貰う…ね…?
おやす…み…、港…斗…、…すぅ…」

もう睡魔に抗えなくなったみたいで
そのまま港斗からいいよと
お許しを得た巴はスゥスゥと
寝息を立てて即落ちしたみたいだった。

上に…上がって来てから…
もう一回…したいなって…
思ってた…んだけど…な……。

毎日…3回ほどは…してるから
1回だけだと…どうにも、
出し足りない…様な…感じがして。

『巴さんは…寝ちゃったし。
……抜いてから…寝よっかな…?』

最近…スマホで…チラッと見た
えっちな漫画の広告みたいだなと
港斗は自分のペニスを
自分で扱きながら…その
たまたま見たえっちな漫画の
広告の事を思い出していて。

その広告の内容って言うのが
えっちの後にそのまま寝てしまった
彼女の隣で自分を慰めている姿を
彼女に見られちゃってて。
セックストレーニングしましょって
迫られる感じの…広告だったけど…。

巴さんには…お休みの日が欲しいって
そんなお願いをされちゃった位だし、
あの漫画…みたいにはならないか…と。
スッキリした後に、我に返って
ああはならないと思って
下に手を洗いに降りたら。

トイレに目を醒ました來翔と鉢合わせて。

『あれ?ミナトもしっこ?連れションする?』

『いや…、遠慮するよ。
便器…1つしかないし
狭い個室で連れションは…しないよ』

來翔がトイレを済ませて、
すぐに廊下に戻って来て。

『なぁなぁ、ミナトはさぁ…
来月、巴ちゃんと入籍するんやろ?』

『そうだよ、来月で丁度
僕と巴さんが付き合い始めて
1年になるからね、区切りもいいし』

『って事はやで、港斗さぁ
1年ずっと…巴ちゃんとしか
えっちしてへん…って事やんな?』


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