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12歳年下の彼と入籍する話
第1章 7月の…旅行の後の話……

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2024年7月26日

この日は、うちのテラスハウスの
坪庭に設置した大きめのビニールプールで
6人でガーデンナイトプールパーティーを
持ち寄りで開催する事になっていた。

皆が集まるまでに私は、近所の
パン屋さんで買って来たバケットを
カットしてトースターで焦げ色をつけて。
買って来た具材を下拵えして
ブルスケッタを…具材の組み合わせを
替えながら色々作るつもりだ。

港斗君は、帰りに業務スーパーか
ラムーで氷を沢山、飲み物を
冷やすのに使うから寄ってから
帰るとLINEが来ていて。

『すいません、巴…。
今、帰りました~』

冷凍庫は…そのために開けてあるから
彼が氷の袋を冷凍庫に入れていて。

「お帰りぃ~、港斗。
今ねぇ、ブルスケッタ作ってるよ
パーティーポイし、おつまみにも
なるからいいかなぁって思って」

『ここの、焼けてるバケット
1枚食べてもいいですか?』

「一番端っこならつまみ食い
しても、良いよ~」

バケットをつまみ食いしながら、
港斗君が坪庭にAmazonで買った
水にも浮かべられるし、
お庭の芝の上に直接置ける
球体のライトを設置して色を見ていて。

プールの中には沈めるタイプの
色んな色になるライトを買っていたみたいだ。

『巴さん、見て下さいよ~。
めっちゃいいですよ、らしくないですか?』

まだ誰も居ないプールに
フラミンゴやユニコーンの
形をしたドリンクホルダーが浮かんでいて。

「ドリンクホルダーも買ったの?」

『あると、ポイかなぁって…』

ピンポーンとインターフォンが鳴って
彼が対応をしに行ってくれて
私はブルスケッタの続きに戻った。

トマトと、クリームチーズ。
サーモンとアボカドとクリームチーズ。
生ハムとトマト。生ハムとアボカド。
生ハムとクリームチーズ。
キウイと生ハムとクリームチーズ。
アボカドとキウイ、トマトとキウイ。
汎用性の高い具材を選んだから、
色んな組み合わせが作れる。

後……、オイル漬けの牡蛎があったから
それも…乗せるだけでご馳走感あるし。
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