この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の彼と入籍する話
第2章 2024年8月2日~8月3日
「多分こう言うのって、
地元の人こそ…上らないのかもね…」
そんな話をしながら、
エレベーターに6人で乗り込んで。
一気に展望フロアまでエレベーターで
ポートタワーを上って行く。
エレベーターホールから出れば
もう目の前には神戸の
街並みが見下ろせる感じになっていて。
『おお、良い眺めだな…』
『ええ、本当に…意外に
地元に居ても…上らないものね…』
『良かったら、ご一緒に
記念撮影致しますよ』
と…亜希子と浩輔に
私の父が声を掛けていて。
お互いに写真を撮り合っていて。
4人でも撮って欲しいと言われて
港斗君が撮影をしていた。
2人も撮ってあげると言われて
なんか神戸弁が書かれている
赤い噴出しを持って、
記念撮影をして貰って。
タワーと言う位なので塔なのだから
ぐるぐると周回しながら移動する。
タワーの外側はガラス張りで
眺望を楽しめるのだが、
内側にも映える感じの、フォトスポットが
沢山ある感じで、うちの両親も
彼の両親もお互いに撮影し合って居て。
そのついでみたいに、私と彼も
写真を撮って貰っていた。
展望フロアから、新しくこの
リニューアルで登れるようになった
屋上にあるアクリル張りの屋上デッキへは
下の階から階段でアクセスするのだけど。
ポートタワーを下から見上げても
屋上のアクリルのエリアは良く見える。
屋上デッキは…想像以上に
階段も狭ければ、デッキも狭くて。
人とすれ違うのは大きなカバンを
持って居たら厳しいぐらいで。
アクリル板になっている部分には
神戸のシンボルとなる物が
見える部分にBE KOBEと書かれていて。
その部分に日が当たると、
足場の白い鉄板部分にその
BE KOBEの影が落ちていて。
写真を撮るのにも、目にも楽しい
そんな仕掛けがあちこちにされている。
屋上デッキに上がってすぐの場所は、
さっき食事会をした、オークラと
オークラのお庭とプールが見えていて。
ここから見ると、オークラのプールの
ロゴが良く見える。隣の
海洋博物館は下からいつも見上げるけど
こうして見降ろすのも面白い。
『あそこ、あの屋上の所。
あそこレストランで、結婚式とか
あそこで出来るらしいですよ?』