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12歳年下の彼と入籍する話
第6章 お盆休み
『俺等も今、別荘おるからなぁ
ミナトのおばちゃんに色々
お使い頼まれたねん。ああ、
勿論お金はちゃーんともろてるで』
そうだった、水嶋家の一族は
お正月やお盆の集まりの為に
あの豪華な別荘を建てたんだった…。
確か、お盆は親戚一同で
あの別荘で淡路島ライフするって
そんな事を言っていたな…。
双子が色々と淡路島の美味しい物を
買って来てくれたみたいで。
一緒にお茶して行ってと
亜希子が双子に声を掛けたので。
今はリビングに2人も居て
おちびちゃん達と一緒に
來翔さんが遊んでいる。
紫門君と、奏多君は有翔さんと
外のテラスの所で話をしていて。
浩一さんと浩輔さんも一緒だ。
私は亜希子さんの用意を
紫杏さんと一緒にお手伝いをして。
港斗君と…紫杏さんのご主人が
リビングのダイニングテーブルと
テレビの前のガラステーブルの上を
綺麗にアルコールで拭いてくれていて。
『10人掛けのテーブルは、
拭くのも一苦労…ですねぇ…』
双子が買って来てくれたのは
御菓子処 長手長栄堂 さんの
あわじオレンジスティック、
うずのくに の
The Milk Show~淡路島ミルクとチーズ~。
北坂たまご さんの
たまごまるごとプリンに、
シフォンケーキMint さんの
シフォンケーキが色々。
淡路島の美味しくて
人気のお茶請けになる
お土産…を買って来てくれたみたいで。
好きな物を食べながら
淡路の海を眺めつつの
ティータイムを楽しんで。
賑やかな方が良いだろうと、
浩輔さんが言い出したので
双子も…夕飯を一緒に食べる事になって。
前に双子の別荘の時に、
お世話になったお魚屋さんが…
このヴィラにも来てくれて。
双子にオススメされてお願いしたみたいで。
海鮮バーベキューと、
豪華なお刺身の盛り合わせを
またここの…立派なキッチンで
華麗な包丁さばきで見せて貰って。
板ウニや…湯引きした鱧や
鯛の姿造りの乗った
豪華なお刺身の盛り合わせが出来て。
ヴィラの大きな冷蔵庫には、
お酒も沢山用意されていたので。
もう…何か…BBQの前に
豪華なお刺身の盛り合わせと
淡路島バーニャカウダのソースで
野菜スティックを摘まんで。