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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第19章 最終交渉
「それは間違いない。最近の若いホストは、ゲストを金みたいに思っている野郎もいるが、それじゃあ、ゲストもホストも幸せになれない。最低でも、疑似恋愛にならないとね。そう、できれば、その場限りではない、限りなく、本当の恋愛に近づいていくことで、幸せになれる。そう、脳内で幸せホルモンが溢れるくらいに、この人を幸せにする、そして、俺も幸せになると思わない奴はホストの資格はないのさ。そして、そういう関係になれたら、リポートされるのさ。それがわからない野郎は、真の意味でホストじゃない。ゲストが求めているのは、『愛情』なんだよ。愛情を満たされている女は、ホストに会いに来ないさ」

と、渋く笑う正井。

「ま、俺をどう思っているかは知らないが、俺は、千佳子さんを愛している。狂おしいほど。AVなら、『次の撮影は、この女優さんです』と言われて、その人を好きになるように努力するのさ。そうしたら、愛のあるAVが撮れる。ラブラブエッチな、愛されAVで、女優さんも、『大しゅきホールド』で応えてくれる。ま、千佳子さんの場合は、努力なんていらない。初めて見たときから、心が時めいているからね」

と、語る百々。

「そうだな。俺様の場合は、いつもと少し違う。なぜかって、千佳子さんは、ゲストと違って『愛情』を求めていない。そう、愛情で満たされているからさ。だから、ホストなんてお呼びじゃない。でも、千佳子さんを見ていて、わかったことが一つある。それは、心は愛情で満たされているけど、カラダが満たされていないってことさ。人間は、欲が深いんだよ。物心両面で満たされないと、欲求不満は解消できないんだよ。そりゃ、俺もシーライオンと一緒で、千佳子さんが好きだから、千佳子さんの愛情が欲しいけど、それは無理だと思う。でも、満たされていないカラダだけでも、欲しいのさ。そういうのはダメかい?」

と、口説く感じの正井。というか、百々も口説いている感じ。その2人の様子を面白くなさそうな顔で見ているのは、裴恵奈。

「男ってわからないわ。吉見先生も、ジラーフも、シーライオンも。その女の何がいいのやら」

と、両手を広げて、話にならない、理解できないというジェスチャーをした。
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