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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第19章 最終交渉
「女同士だとそうなのかもしれないな。でも、男の俺にはわかるぜ。シーライオンの気持ちも、ジラーフの気持ちも。そして、旦那さんの気持ちも。な、ウルフ?」

と、話すのは、久万。

「そうだな。年甲斐もなく、血が騒ぐという感覚はある。なぜか、それはわからないが。なんとなくわかるのは、千佳子さんの存在が、俺たちの世代の無意識の中にある理想、憧れの価値観を具現化しているからなんじゃないか、ということかな」

と、苦笑する大神。

「相変わらず、難しいな」

と、笑う正井。

「一言でいえば、『今どきじゃないのさ』」

と笑う大神。久万が、

「それだな」

と、妙に納得した感じだったが、正井が、

「俺様にもわかるように説明してくれないか?」

と、手を広げて、『お手上げだぜ』というジェスチャーをすると、

「結婚初夜まで処女とか、祖母の通院に付き添い、旦那の通院に付き添い、そして、旦那を巻き込まないように痴漢をされても耐えるとか、そういう献身的なところが、『今どきじゃない』って言っているのさ」

と、説明する大神。

「と、同時に、『リケジョ』で女性の社会進出とか、そういう感じもあって、さっきとは正反対に、『今どき』でもあるところのギャップも魅力に感じるのだと思うぜ。それと、何より、要領が良いのか悪いのかわからないところだな。傍から見ると、30歳まで独身で、50歳の医師と結婚して、専業主婦に納まるとか、要領が良いように見えるが、実際に、こうやって知れば知るほど、高学歴なのに、それに見合った収入を得ていたわけじゃない。結婚しても、子供を産む機会もない、そのうえ、旦那は坐骨神経痛でセックスもできない身体になって、運が悪いというか、要領が悪いというか、男として、何とかしてやりたいって気持ちになってしまうのさ」

と、長々と運転しながら話す大神。その聞きながら、頷く正井。そして、百々。私の真後ろでも、久万が体格に合わない小さな声で、

「そうだな」

と、納得する感じだったわ。

「勿体ないのだよ。その禁欲的な生き方が。解放したほうが、すべてにおいて物事はスムーズに動き始める。それが、幸せへの道なのに。そう、人間の感情には、『喜怒哀楽』がある。どうせ、生きるなら、怒ったり、哀しんだりせずに、喜び、楽しい方がいいじゃないか」

と、淡々と話す久万。
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