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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第19章 最終交渉
「私は、望んでいない。夫と子供たちと一緒に穏やかに暮らしたいだけなのに、どうして、放っておいてくれないの!」

私は、本音で話したわ。

「ハッキリ言って、余計なお節介なの!別に知りたくもないし。一肌脱がなくていいわ。私には夫の人肌があれば、それでいいから」

と、話した。車は、最深部のガラス張りのホール前、ガラスの向こうにエレベーターが見える入り口の前に横付けされた。スタッフらしい人影はなし…。

「ここから、エレベーターで上がって、部屋に行く」

と、話す大神。先に降りて、私の手を掴む裴恵奈。そして、正井。後ろは、3列目シートから降りた久万と百々。前を歩くのは大神。

エレベーターは1Fに停まっていたから、すぐにB2に降りてきた。

「乗るぞ」

と、エレベータードアが開くと乗り込んだ…。1Fもロビーのある2Fも通過…。

すぐに着いた…。10F…。高所恐怖症の私にとって、高層階ではなかったのは救いだったわ。だからと言って、状況が好転するわけではないけれど。

部屋のカードキーを持っているということは…以前からの拠点ということ?70㎡ほどの大きな部屋。いわゆるスイートルームの一種。

ルームクリーニングは入っているのか、綺麗な室内。

ソファが複数あり、大きな液晶テレビ。窓の外には新宿の景色。都庁や公園が見えたわ。

「ここに座ってもらおう」

と、大神が言って、私は3人掛けのソファに座らされた。横には百々と、久万の2人。その間に挟まれた感じ。

入り口のドアの方には裴恵奈が立っていて、私の1人掛けソファには、正井と大神。

「見て通り、窓が二面ある。角部屋だ。ベッドルームの隣はリネン庫になっている。叫んでも誰にも届かない。だから、襲おうと思えば、いつでも襲える。しかし、そんな無粋なことはしたくない」

と、大神が話す。

「無理やり連れてきて、今更、そんなことを言ってどうするの!『合意の上でした』とでも言いたいの!私は夫を裏切る気はないわ。夫ができないなら、それでいいの!私としたいというなら、それこそ、襲えばいいわ。いつもしているから慣れているのなら、その方が楽じゃないの!」

と、私が話すと、大神は、ため息を吐いた。そして、横の正井を見た。正井も、暗然とした顔で、私の横の百々を見た…。
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