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第25章 疲労と卑陋

目が覚めると、なぜか、あのホテル…。

「おはよう。やっとお目覚めだね」

と、私に声を掛けたのは、大神励磁。

「やっと起きたのかい？」

と、微笑むのは正井樹林。どういうこと？というか、大神も正井もバスローブ姿。と思ったら、

「次は、縄だろ？準備万端だよ」

と、話しかけてきたのは、久万賛司。

「スタンバイ状態だぜ」

と、バスローブを脱ぎ捨てて近づいてくるのは、百々録治。

「っていうか、寝過ぎじゃないの？時計を見なさいよ」

と、バカにしたように話すのは、裴恵奈。



って、私、家に帰って、夕飯の用意をして、夫や息子たちと夕飯をいただいて…。




「さあ、続きを楽しもうぜ」

と、話すのは大神。続き？

「一回、イッたら終わりじゃないぜ」

と、微笑む正井。

「そうさ。今日はエンドレス」

と、笑う久万…。意識が混濁する…。

昼間…。このベッドの上で、私は、この人たちに…。

言われてみれば、あの状況で、「帰っていいよ」なんてなるはずがない…。イッたまま、眠って、帰宅して、夕飯を作って、夫や子供たちと一緒に夕飯をいただいた夢を見ただけだったということ？

縄というか、ロープを片手に持って近づいてくる久万。身構える私に、

「どうしたんだ？抵抗しないって言ったのに。縄で縛られたいんだろ？」

と、話す久万。そんなことを言うはずがない…。

「そう。気持ち良かったんだろ。膣で穴で口で、全ての穴をふさがれて、気持ち良すぎて、失神したんだろ」

と、話す大神。

「仕方がないさ。俺のこれでイカ無かった女はいねぇ！」

と、笑う百々…。

「縄はやめて」

と、私は言ったけど、誰も聞こえていない…。久万が、近づいてきて…。動きたいのに、動けない…。と思っているうちに、縛られて転がされた…。

「ケツをあげろ！」

と、言う大神の声…。

「よし、ヴァギナに挿入ＯＫだ」

と、大神が言うと、

「俺様はアナルだ」

と、言いながら上に乗ってくる正井…。

「じゃあ、俺のを咥えろ」

と、私の顔の前に陰茎を見せる百々…。

「一斉に入れるぞ」

と、言う大神の声に合わせて、3人の3本が、入って来る…。目を瞑って、逃げようとしたら、目が覚めた…。自宅のベッドの上…。横を見ると、夫がスヤスヤと眠っていた…。

今の方が夢ね…。安堵したわ。