この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第25章 疲労と卑陋
明日の朝食の用意はできているし、お弁当もご飯さえ炊ければ、あとは、詰めるだけにしてあるし、確認することだけ確認して、ボーっとしていると、昨日のことを思い出しました。

人生で、忘れたくても忘れられない一日になった昨日。

多分、死ぬまで憶えているだろう…。そんな予感がした。

なぜ、こんなことになったのか…。何がいけなかったの?思い当たる節はありませんでした。なんとなくわかるのは、裴恵奈の言動から、夫の病院関係者、特に看護師から睨まれてしまったこと。

確かに、噂でしかないものの、看護師は医師と結婚したいという願望を持っている人が多いとか…。

部外者というか、医療従事者でもない、私が、夫と結婚したことが悪かったのかもしれない…少なくとも、面白くないと思っている人たちが一定数いて、その結果、こんなことになったのかもしれない…。

だとすれば、裴恵奈が撮った動画が共有されるとすれば、裴恵奈と知り合いの看護師たち。女性ばかりのはず…。それで溜飲が下がって、終わりなら、それはそれでいい。

ただ、怖いのは、裴恵奈が言っていた息子たちに、あの動画を見せられること…。単なる脅し文句だと思うけど…。

それに、ウルフたちは、そんなことを言っている裴恵奈を窘めていたから…。そんなことは現実にならないと思うけど…。心配の種は尽きなかった。

「心配事の9割は起こらない」というけれど…。

大神、正井、百々、久万の顔を思い出した…。彼らの言葉も、表情も…。

大神は何をしている人なのだろう?正井は、ジラーフという名では、ホスト。名刺にも銀座のクラブの住所や連絡先が書かれていた。百々は、シーライオンというあだ名で、元AV男優だと言っていた。久万は、ホームページでも縄師となっていて、そういうことを生業にしている感じ。

大きく言って、ホストもAV男優も、縄師も、風俗界というかそういったイメージの世界。

でも、半グレとか反社とか、そういう世界とは違う感じ。

夫はスマートで知的な感じで、如何にも医師という感じで、少し神経質な感じはあるけど、優しくて飾らない性格で、話好き。私にぴったりな人だと思った。

正井はそんな夫に少し似ていた。ホストだけにスマートだし、話好きな感じ。格好を気にするところは夫と正反対だけど。
/242ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ