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第27章 蘇る感覚

「それに、息子が学校に行っている時間帯にすることも多いわ」

と、付け加える御手洗さん。それが一番無難よね…。って、私は、自分の思考に慌てたわ。誰とそんなことをするつもりなの？って自分で自分にツッコんだわ。

でも、御手洗さんの話を聞いていて、蘇ってきたのは、昨日のこと。御手洗さんが、大学生３人と言ったとき、頭に浮かんだのは、あのシーン。確かに、ウルフ、ベアー、シーライオンの3人だった。あの形というか、オーラルと、アナル、膣…。これで3本…。

御手洗さんの顔を見ていると、確かに、エッチが好きそうな顔…。そして、カラダ…。

締まりのない顔。弛んだ視線。大きな胸。しかも、それを強調するような服装。Vネックのニットのノースリーブ。胸のふくらみが強調されている上に、谷間がVネックから覗ける感じで、スカートもニットでお尻を包み込む感じだけど、どちらかというと、カラダのラインが露骨に出る感じで、大きなヒップを強調している感じだったわ。

ママ友が、

「妊娠とかしたらシャレにならないわ。若い男の子だと、そのあたりの分別もなさそう」

と、話していて、そうね。ま、ウルフやジラーフとシーライオン、ベアーなら、そのあたりの分別はありそう…。って、そんなことをあの人たちとするつもりはないのに…なぜか、思い出してしまっていたわ。ママ友の分別話に、御手洗さんは、

「低用量ピルを使っているから、妊娠リスクはほぼない。あとは、感染症対策さえしていれば、フリーセックスも可能よ」

と、笑って答えていた。それはそうだけど…。若い子だったら、どんなところで遊んでいるか、どんな女の子とエッチしているかわからないわ…。感染症はやはり怖い…。ジラーフはホストだから、関係している女性も多そうだし、シーライオンはAV男優だから、反対に、衛生管理はしっかりしているのかもしれないけど…。ベアーって？ウルフは？と、考えてしまって、エッチなんてしないのに、何を心配しているの！って1人ツッコみする感じだったわ。

「コンドームをつけてするより、やっぱり生の方がお互いに感じるし」

と、さらに続ける御手洗さん。ふと思うと、ママ友の誰も、御手洗さんを止めるでもなく、反対するでもなく、御手洗さんの話を聞いている感じだったわ…。もしかして、気になっている？私はそれより昨日のことが…。