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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第9章 電車痴漢
夫の通院の付き添いで、バスと私鉄、地下鉄を乗り継いで病院のある駅まで。

普段通りの格好で、普段通り夫と一緒に。

夫の悩みは、坐骨神経痛にしては、いつまでも痛みが後を引くこと。痛みはほとんどなくなっているというけれど、何かの拍子に動作が止まる。

無理をしなくてもいいのに…と思うことも多い。べつにエッチをしなくても、人間は生きていけるのに、結婚したからには、夫としての務めを果たさなければならないという真面目人間。それは嫌いじゃないけど、無理することはないのに…。それに、私もべつにエッチをしたいとは思っていません。夫とそして、先妻のことはいえ、息子という家族ができて、それで満足。

夫も私も妊娠、出産は望んでいない。夫は、先妻の最期が最期だけに、出産に対してトラウマになっている感じでした。私は夫の年齢が気になっていた。エッチできるかどうかとかそういう話ではなくて、産めば育てなくてはいけないのは自明の理。50歳の夫。生まれてきた子供が大学に行くころには70歳前。医師という職業は後期高齢者になるまでできるとか、聞くけれど、そこまで生まれてくる子供のために無理をしてほしくはなかった。

エッチについても、夫は、私が初めてだったことに、驚きはしなかったから、想定内だったのかもしれない。祖母も『男性の話をまったくしない』とか余計なことを話すから、夫も想定できたのかもしれません。

先妻の子である頼賢、頼賀、頼貢の3人も懐いてくれました。頼賢は、母というより、『先生』という感じで、実際、私を呼ぶときも『千佳子先生』という感じ。頼賀は、普通に『ママ』だった。夫に訊くと、実母を呼ぶときは『母さん』だったらしいから、意識的にかえているのかもしれないけど、普通、中学生というと反抗期のはずだけど、実母でないからか、反抗的な様子はありません。頼貢も、小学生とはいえ6年生。そろそろ反抗期のはずだけど、そんな様子はなく、兄に倣えなのか『ママ』と呼んでくれて、『宿題を教えて』とか、懐いてくれて、難しい年ごろの男の子3人に不安を感じていたけれど、夫のサポートもあって、無事に過ごせていました。

私にとって夫は、エッチをする人ではなく、頼りになる人。早くに父を亡くしたからか、歳の離れた夫に父親を重ねるような感じもありました。
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