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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第32章 銀座
午後4時。
「時間は大丈夫?」
と、私を気遣うジラーフ。
「大丈夫よ。息子の帰宅は、午後7時くらいだから」
と、答えると、頷いたジラーフ。プロントに着くと、それぞれ、注文したコーヒーを手に、テーブルを挟んで椅子に座ったわ。
「2人だけで会ってコーヒーを飲む日が来るとは思わなかったよ」
と、話すジラーフ。それは同じ気持ちだったわ。
「店を畳むの?」
と、私が訊くと、
「その予定だよ。最後の日に、会えて良かったよ」
と、微笑むジラーフ。
「最後?」
と、訊くと、
「そうさ。エースのカードがなしでは勝負できないさ。あの子が辞めれば、残りのメンバーではできない。だから、さっき、客には閉店の連絡をして、残りのメンバーには、明日、給料を取りに来るように連絡したよ」
と、苦く笑うジラーフ。
「ダメなの?もう、終わり?」
と、訊くと、
「そういうセリフはベッドの上で聞きたいな」
と、笑うジラーフ。
「もう、揶揄わないで」
と、私が言うと、
「そうだな。ま、女の子を褒められないマスターのもとで働いても楽しくもないし、成長もしないからね」
と、ジラーフは真面目に話している感じだった。
「どうして褒められないの?」
と、私が改めて訊いたわ。先ほども一応答えはあったけど、事実だとは思えなかったから。
「だから、言ったよ。千佳子に比べたら、何もかもが霞んでしまうんだよ。さっきのあの子だって、千佳子に出会うまでは、俺様の前で輝いていた。原石を見つけて、磨いて、光り出していた。でも、その光が消えた。多分、もっと眩い光を見てしまった俺様には、もう、あの子の輝きは見えなくなってしまっていたんだ」
と、笑うジラーフ。
「それ、本気で言っているの?」
と、訊くと、頷いて、
「だから、もう、若い子を育てることはできないって悟ったから、閉店を決めたのさ」
と、渋く笑うジラーフ。本当なのね…。先ほどの子も、あの、私が映っている写真を見て、思うことがあったのかもしれない…。
「忘れることができない人に会えたんだから、頑張ってね…」ってあの子は言っていた。忘れることができない人…。私にとっても、ジラーフは、そういう存在かもしれない。違う意味で…。そう、夫以外で初めて、私をイカせた男。
「時間は大丈夫?」
と、私を気遣うジラーフ。
「大丈夫よ。息子の帰宅は、午後7時くらいだから」
と、答えると、頷いたジラーフ。プロントに着くと、それぞれ、注文したコーヒーを手に、テーブルを挟んで椅子に座ったわ。
「2人だけで会ってコーヒーを飲む日が来るとは思わなかったよ」
と、話すジラーフ。それは同じ気持ちだったわ。
「店を畳むの?」
と、私が訊くと、
「その予定だよ。最後の日に、会えて良かったよ」
と、微笑むジラーフ。
「最後?」
と、訊くと、
「そうさ。エースのカードがなしでは勝負できないさ。あの子が辞めれば、残りのメンバーではできない。だから、さっき、客には閉店の連絡をして、残りのメンバーには、明日、給料を取りに来るように連絡したよ」
と、苦く笑うジラーフ。
「ダメなの?もう、終わり?」
と、訊くと、
「そういうセリフはベッドの上で聞きたいな」
と、笑うジラーフ。
「もう、揶揄わないで」
と、私が言うと、
「そうだな。ま、女の子を褒められないマスターのもとで働いても楽しくもないし、成長もしないからね」
と、ジラーフは真面目に話している感じだった。
「どうして褒められないの?」
と、私が改めて訊いたわ。先ほども一応答えはあったけど、事実だとは思えなかったから。
「だから、言ったよ。千佳子に比べたら、何もかもが霞んでしまうんだよ。さっきのあの子だって、千佳子に出会うまでは、俺様の前で輝いていた。原石を見つけて、磨いて、光り出していた。でも、その光が消えた。多分、もっと眩い光を見てしまった俺様には、もう、あの子の輝きは見えなくなってしまっていたんだ」
と、笑うジラーフ。
「それ、本気で言っているの?」
と、訊くと、頷いて、
「だから、もう、若い子を育てることはできないって悟ったから、閉店を決めたのさ」
と、渋く笑うジラーフ。本当なのね…。先ほどの子も、あの、私が映っている写真を見て、思うことがあったのかもしれない…。
「忘れることができない人に会えたんだから、頑張ってね…」ってあの子は言っていた。忘れることができない人…。私にとっても、ジラーフは、そういう存在かもしれない。違う意味で…。そう、夫以外で初めて、私をイカせた男。