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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第33章 御手洗教授夫妻
ウルフも言っていたが、

「セックスレスの女にとって、友人知人のセックス自慢程、ツラいものは無い。セックスレスを意識するし、まして、動画で送り付けられたら、見てしまう。そのうち、濡れてくる。我慢できるかな…。千佳子さんは、旦那以外とはしないというタイプだが、さすがに、オナニーはするだろう」

と、俺も同じ推測をしていた。ウルフは、ジラーフに、

「欲求不満が溜まれば、疼くはずだ。まして、ママ友からマウントを取られ、見せつけられていれば…。お前のところに訪ねてくるのも時間の問題だと思う。頼むぞ」

と、言っていた。俺も、期待していた。

しかし、そこからが長かった…。ウルフは、

「1週間で来る」

と、推測していた。俺も、それくらいだろうと思っていた。シーライオンは、1カ月と見立てていた…。そんなにかかるのか?と、思っていたが、実際には、2カ月過ぎても、ジラーフから連絡はなかった。ジラーフは、

「息子が受験だからな。それどころではないんじゃないか?」

と、言ってきた。確かに、長男と三男が受験だった…。これが終わってからか…。長い…。そう思いながらも、俺たちは待った。3か月。焦燥とともに。

そして、ついにその日が来た…。ジラーフから、LINEに、

「千佳子現る」

だけが送られてきた。続報はなかった…。どこに来たのか?普通に考えれば、ジラーフの店だ。俺の頭に、ジラーフの『抜け駆け』という言葉が明滅した。今までなら、そんなことはなかった。信頼関係があるのは当然だが、ジラーフは淡々としていたからだ。今回のジラーフは、傍目にも明らかなくらい千佳子に入れあげていた。だからだ。

と、言う俺も、焦燥のなかで、段々、恋焦がれる感じになっていた。シーライオンは、早い時期から、悶えていた。ウルフは普段からそういう感情を出さないが、なんとなく、俺には感じるものがあった。

結局、俺達4人は、焦燥のさなかにあったというわけだ。千佳子の扉を開くカギは、御手洗教授の奥さんにかかっているという感じだった。どれだけ、千佳子を煽れるかどうか…。

そこにかかっていた。
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