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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第34章 再会
「そんなに、私が綺麗だと思うの?」

と、千佳子が話した。千佳子の視線は、店の女の子を写真を貼った一覧に注がれていた。千佳子の視線の先を追いかけると、店の一番人気の女の子に注がれていた。

「その子が、今というか、この数年、うちのトップさ。指名が一番多い。山形のそれこそ、ポツンと一軒家みたいなところから、県立高校の上位を卒業して、大学進学で、東京に出てきて、俺様が吉祥寺駅の近くで見つけた。そして、磨いて、育てて、褒めて、ここまで来た。服選びから化粧の仕方から、髪型も、俺様が一から教えたさ。ここだけの話、スッピンだと、本当に、昨日、山形の山奥から出てきましたって感じの子だよ。でも、化粧をして、衣裳を着て、俺様が魔法の言葉で褒めると、美人になるのさ。だが、俺様の魔法の言葉がないと、不完全なんだよ。だから、移籍先を俺様が探した。いいところがあったから、紹介したさ。ここにいたらダメになる。せっかく育てたのに、勿体ないからね」

と、説明をした。

「美人さんだけど、いいの?褒めてあげればいいのに」

と、心配そうに話す千佳子。それは、誰に向けた言葉なのか?そこがわからなかったが、

「美人さんか…。本当の美人って言うのは、目の前にいる人だけだよ」

と、答えた。実際、それが本音だった。でも、

「全然、話にならないわ。この子の方が断然、美人よ」

と、千佳子は否定した。それは、化粧をして着飾っているからだ。

「そうかな。俺様は、この子に欲情しないんだよ。欲情しないと、本音で褒められない」

苦々しい思いが込み上げてくるのを殺して、

「千佳子に比べたら、比較にならない。こいつは、ダメなんだ」

とだけ、伝えた。

「どうして?」

と、疑問を感じている千佳子。自分をあまり評価していないらしい。

「惚れやすいんだ。トップの女の子は、高嶺の花でないといけない。それなのに、すぐに客と仲良くなって、関係を持つ。俺様が、何度、ダメだと言っても…」

と、説明した。聞いている千佳子の顔を見て、言葉が届いていることを実感した。綺麗な横顔だ。押し倒したくなる衝動があったが、堪えた。何か、話していないと、苦しくなる感じだった。
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