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第9章 電車痴漢

乳首を摘まみながら、引っ張る感じの刺激と、陰核を摘まみ擦る感じの刺激、そして、肛門に指を入れられるという刺激…。屈辱感が大きいかったのは、肛門に指を入れられるという行為…。

しかも、ゴム手袋などもせずに、生の指…。あり得ない…と、思っていると、指が抜かれ、後ろから、

「奥さんの肛門のニオイというか、ウンコのニオイ、いいですよ。というか、美味しいです」

と、言う痴漢の囁くような声…。ニオイを嗅ぐという行為、美味しい…って指を舐めた…。絶句しました…。

突然、前にいた女性が私の位置からも見える位置でスマートフォンの画面を向けて、見ろという感じ…。女性が何か操作をすると…。

私の姿…。

痴漢をされている私…。最初から3倍速で進む動画…。それを見ていると、

「そろそろ撤収だ」

と、言う痴漢の声…。終わり…。安堵したのも束の間、

「取り付けて終わるぞ」

と、言う痴漢の声…。取り付けて…ってどういうこと…と思っていると、無言で作業する感じの痴漢…。

摘まんでいる乳首に、何かを付けました…。

「ニップルクリップだよ」

と、小さな声で囁く痴漢…。膣に先ほどの指より少し大きな何か指ではないものが…。

「ディルドっていうんだ。で、あとは、アナルスティック」

と、別の痴漢が囁き、肛門に何か入ってきました…。そして、パンティストッキングを腰まで上げると…。膣の中のモノも、肛門のモノも、パンティストッキングで固定される感じ…。しかも、その二つが外れないようにするためか、パンティストッキングの上から輪ゴムで止める感じでした…。

このまま…だと歩ける…。歩けないと夫にバレます…。痴漢達の置き土産のような感じ…。

しかも、それらの一部始終は、動画に撮影されていました…。角度からすると、やはり、座席に座っていた男性…。スマートフォンがこちらを向いていたのはやはりそういうことだったのです。何か操作している感じだったのも…。動画撮影…。

次の駅が近づいてきました…。

「ディルドとアナルスティック、ニップルクリップはプレゼントだ。嫌ならどこかで外しな。気に入れば、そのまま家までしていてもいいぜ」

と、女装している痴漢が最後に言って、駅で反対側のドアから降りると、目の前にいた女性も私を押しのけて降りて行きました。痴漢は5人だったのです。