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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第5章 再婚まで
千佳子と出会ったのは、この病院でだった。

千佳子の祖母が骨粗鬆症が進み、膝を痛めて、通院していた。それに付き添っていたのが、千佳子だった。

最初、思ったものだ。若いのに、祖母の通院に付き添うなんて、パラサイトシングルか何かか?それとも、就職もせずに、気楽な花嫁修業中とか、碌でもない。せっかく、綺麗な顔をして、スタイルも悪くないのに…と思ったものだ。

それが、何かの拍子に、先端科学技術大学院大学の院生で、大学では生命科学を学び、大学院を経て、さらに、先端科学技術大学院大学でバイオサイエンスの研究をしているということを知った。そう、健康・長寿に関わる何かの研究発表があり、基調講演をお願いされた時だった。演壇の右側の席に座り、何気なく、式次第を見ていたときだった。そこに発表者のプロフィールと顔写真が載っていて、アレ?っと思ったのだ。この女性、どこかで会ったことがあると…。その時はすぐにはわからなかったが、研究発表のために、現れた女性を見て、あの患者の孫だと気が付いた。

勝手にパラサイトシングルか何かで、働きもせず、碌でもないと思っていた女性が、まさか、学生研究者だとは思わなかった…。確かに、学生研究者なら、ある程度、時間は融通が利く。そういうことだったのか…だから、あんな、的を得た確認。あんな、答えにくい質問を…。あの時点で気が付くべきだった。碌でもないのは、どっちだ…俺じゃないか。そう思ったのを憶えている。

しかも、研究発表が終わった後に、声を掛けてきた千佳子。

「いつも祖母がお世話になっています。付き添いで何度かお目にかかったことがあります」

と、挨拶され、ドギマギしたこと憶えている。20歳ほども年齢差があるのに、年上の貫禄を見せられないほど、慌てた。

「驚かせてごめんなさい」

と、話す千佳子。その言葉ですでに、俺は今までの付き添いのときの様子から会話を思い出して、優しくて、賢くて、美しい女性だと、年甲斐もなく憧れた。

その後、話をした。年甲斐もなく、まるで少年のように会話を楽しんだ。内容こそ、再生医療の話で少年の会話とは程遠かったが。

医学・薬学・バイオサイエンスは隣り合うだけでなく、重なる部分も多い分野だ。しかし、捉え方も違えば、見る角度も違う。その意味で有意義な時間だった。
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