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第12章 探偵ナイトジラーフ

それも、一回りまでだった。12人もやれば、飽きてくる。女子高生7人、女子大生4人。最後は女子中学生だったが、未成熟というか…。そもそも、パパ活目的の女が多かった。ま、『舐めんじゃねぇ！と、社会の厳しさを輪姦学校で教えてやる』感じだったが、だいたいは擦れていて、田舎の不良が大学進学や就職で来て、パパ活や美人局で稼ごうしているような輩が多かった。そういう意味でも、質の悪い女ばかりで、旦那持ちのホスト遊びの女と年齢が違うだけで、粗悪な感じは否めなかったのさ。

そんなときに、裴恵奈が持ち込んだのが、千佳子だった。あの話を聞いたときは、眉唾だと思ったぜ。医師と結婚するっていえば、だいたい看護師だったり、技師だったり、薬剤師だったり、歯科衛生士だったりと、医療関係者が多い。もしくは、医師は、収入もステータスもあるから、そういう金や地位に弱いバカ女で、ちょっと見てくれが良い程度がほとんどだからだ。で、たいてい、金があって頭の弱いバカ女は、ホスト通いをするっていうのも鉄板みたいな感じだ。

ロートルの医師の後妻で30歳なんて聞けば、どう見ても、金目的の詰まらねぇ女だって思うさ。それが、調べてみれば、出会いは、祖母の通院の付き添いで、今は、ロートルの医師の坐骨神経痛に付き添って病院通い。しかも、結婚するまでバージン…。今どき、いるんだねぇ…こんな女が…。ホスト通いしている『うちの旦那はドクター』と自慢しているバカ女に爪の垢を煎じて飲ませたいくらいだ。それで、でも、まあ、不細工かデブで男に相手にされないような女かって言えば、顔も美形、スタイルだって申し分ない、ま、セクシーさには欠けるかもしれないが、それを補って余りある知性美ってものが備わっていやがる。

それで、ロートルの旦那一筋って、まあ、なんていうか、同世代としては、ロートルの医師が羨ましいってもんだ。ってなりゃあ、女には恨みつらみないけれど、抱いてみたいし、寝取ってみたい。しかし、普通では、無理さ。不満のある女は簡単に墜ちるが、不満のない一筋女は難敵だ。

やはり、チーム総力で、我がモノにするしかねぇって思ったよ。貞淑な女の操とやらをぶち壊して、ぶち込んで、モノにするのは、ある意味、悪にとっては勲章よ。俺様は、生まれつきのドＳだからよ、嫌がる女を無理やり犯すってのも、嫌いじゃない。