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秘密の花園
第7章 羽化
「じゃ、今日はこれまで」
『ありがとうございました…』
5日目にしてようやく身体が慣れてきた。
凄く怠いけど昨日までの様に動けないほどではない。
「目覚ましい進歩ですね
もう殆ど基礎的な部分は心配ありませんね」
ラディンは久々に笑顔を見せて喜んでくれた。
私もホッとして足早に汗を流しに行った。
お風呂から戻るとソフィアが夕食の準備をしてくれていた。
「シルク様。今日はいつもよりお元気そう。良かった。」
ソフィアが心配していてくれたのが分かる。
『慣れてきたのかな?今日は調子がいいの!』
「お出かけしても大丈夫そうなら
今夜夕飯のあと温泉に行きませんか?」
弾んだ声の誘いに
大きく頷いて答えた。