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秘密の花園
第7章 羽化
ソフィアとお喋りしながらの帰り道は
あっという間だった。
この数時間で凄く仲良くなれたようで
とても嬉しかった。
温泉で疲れも取れて
軽い足取りで屋敷に入った。
居間で私の帰りを待っていてくれたラディンに
ただいまと待っていてくれたお礼を伝えた。
「楽しかったみたいですね。」
ラディンも嬉しそうに笑った。
私はそのまま自室のベッドに横になった。
綺麗だったなぁ…
真っ暗な天井にさっき見上げた満天の星空を思い浮かべた。
自然とソフィアの顔が浮かぶ。
それから…
綺麗な胸も…
なんだか頭の中に
淫らな感情が沸いてきて…
初日のラディンとの事も…
頭の中から映像を振り払いたいのに
次から次へと思い出して
急にラディンの唇が
温もりが恋しくなった。
ラディン…
私はベッドから抜け出して
ラディンを探しに部屋を出た。