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えっちなBL短編集
第2章 狂信的な夜[文系大学生×俺様ホスト]
「シャンパンいただきましたー!」
一同「ありがとうございまーす!」
「シャンパンコール、行ってみよーう!」
これがシャンパンコール、略してシャンコというものかホストたちが全員このテーブルに集まってシャンパンコールをした。
「今日も〜お前は〜いい波乗ってんね!」
「隣の〜あなたも〜いい波乗ってんね!」
「財布の〜中身も〜いい波乗ってんね!」
「みんな〜今日も〜いい波乗ってんね!」
紫が俺にグラスを渡し、乾杯する。ああ、今この瞬間、このシャンパンに値段をつけられないくらいの価値が生まれた。
紫はグラスを一気し、嚥下する喉元を無心でみていた。
「お前も飲め。男を見せろ、静流」
そう言われたら、飲むしかない。立ち上がり、グラスを一気する。
「おおっ!王子〜!いい飲みっぷり!」
「ナガレ!負けてらんないな!この色男に!」
楽しい時間を過ごした。紫は度々他の客のところへ行ってしまったが、すぐに戻ってきてくれた。初回1時間3000円だったが、もちろん延長して、紫との時間を楽しむ。
「ナガレ、顔が赤ぇぞ。大丈夫か?」
「…おい。金は大丈夫か?いくら持ってきた?」
「80万まではクレジット行けるはずだ」
「…そんなに使うな」
「紫のためならいくらでも出せる」
紫の目を見て真っ直ぐそういうと、彼は目を泳がせた。少し下唇を噛み、上目遣いで俺を見る。…今すぐにその口にキスがしたい。
「…裏で待ってろ。俺も上がる」
一同「ありがとうございまーす!」
「シャンパンコール、行ってみよーう!」
これがシャンパンコール、略してシャンコというものかホストたちが全員このテーブルに集まってシャンパンコールをした。
「今日も〜お前は〜いい波乗ってんね!」
「隣の〜あなたも〜いい波乗ってんね!」
「財布の〜中身も〜いい波乗ってんね!」
「みんな〜今日も〜いい波乗ってんね!」
紫が俺にグラスを渡し、乾杯する。ああ、今この瞬間、このシャンパンに値段をつけられないくらいの価値が生まれた。
紫はグラスを一気し、嚥下する喉元を無心でみていた。
「お前も飲め。男を見せろ、静流」
そう言われたら、飲むしかない。立ち上がり、グラスを一気する。
「おおっ!王子〜!いい飲みっぷり!」
「ナガレ!負けてらんないな!この色男に!」
楽しい時間を過ごした。紫は度々他の客のところへ行ってしまったが、すぐに戻ってきてくれた。初回1時間3000円だったが、もちろん延長して、紫との時間を楽しむ。
「ナガレ、顔が赤ぇぞ。大丈夫か?」
「…おい。金は大丈夫か?いくら持ってきた?」
「80万まではクレジット行けるはずだ」
「…そんなに使うな」
「紫のためならいくらでも出せる」
紫の目を見て真っ直ぐそういうと、彼は目を泳がせた。少し下唇を噛み、上目遣いで俺を見る。…今すぐにその口にキスがしたい。
「…裏で待ってろ。俺も上がる」