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えっちなBL短編集
第3章 チェスの天才、シヴの悩み[パリピ青年×チェスの天才]
そして、時はきた。
人気があまりないところで、呼びかけられた。
「よ!シド…
「何で俺に絡んで来るんだ」
ようやく言いたかったことが言えた。普段しない緊張をして、手汗をかいて、心臓が高鳴っていた。
「はぁ?いきなりなんだよ」
「何で俺に絡んで来るんだ」
早く理由を言え、早く。それ以上、緊張させるな。今すぐにでも逃げたくなる。
「理由?そんなのお前と“友達”になりてぇからだよ」
「…ト、トモダチ…?」
「何初めて聞いた単語みたいに言ってんだよ!はははっ!おもしれーな!こんだけ絡んでんだから普通わかるだろ!」
俺の辞書に友達なんて文字はない。エドガーはいつの間にかいなくなっていた。疑問が疑問を呼ぶ。わけが分からなかった。友達って何だ?ああ、分からない。
人気があまりないところで、呼びかけられた。
「よ!シド…
「何で俺に絡んで来るんだ」
ようやく言いたかったことが言えた。普段しない緊張をして、手汗をかいて、心臓が高鳴っていた。
「はぁ?いきなりなんだよ」
「何で俺に絡んで来るんだ」
早く理由を言え、早く。それ以上、緊張させるな。今すぐにでも逃げたくなる。
「理由?そんなのお前と“友達”になりてぇからだよ」
「…ト、トモダチ…?」
「何初めて聞いた単語みたいに言ってんだよ!はははっ!おもしれーな!こんだけ絡んでんだから普通わかるだろ!」
俺の辞書に友達なんて文字はない。エドガーはいつの間にかいなくなっていた。疑問が疑問を呼ぶ。わけが分からなかった。友達って何だ?ああ、分からない。