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えっちなBL短編集
第3章 チェスの天才、シヴの悩み[パリピ青年×チェスの天才]
「これで、チェック…!あは、っ…!!は、はんそく、っ、…」

チェックしたと思ったのに、キングは無視して周りのポーンを倒していく。

「シヴ、見ろよ。お前のも反応してきた」

髪を掴まれ、下を見た。痛みに現実に戻されるが、すぐに快感に変わる。俺は裸で、エドガーの腰とくっついていた。エドガーはわざと見せつけるようにゆっくりと引き抜き、深く入っていく。

あまりに直視できない光景だった。

「えど、なんで、こんな、こと、っ…!あっ…!」

「シヴ、顔はいいのに残念だな。こっちは短小か」

「こんな粗チンじゃ好きな女とセックスできても、満足させられねぇだろなぁ?おい、聞いてんのか?」

エドガーのと俺のを比較するように擦り付けられる。大きさも形も何もかも違っていた。小さいとダメなのか?今まで問題はなかったのに。

「何でこんなに小せえんだ?ガキでももっとでかいと思うぜ」

そんなこと言われてもわからない。気づく機会なんてなかった。自分のもののサイズなんて…。エドガーは俺のを掴むと、上下に擦った。

「ああ、これまだ勃ってねぇんだな。ほら扱いてやるから勃たせてみろ」

「ぁっ…!っ、それへんだ、っ…!!はっ、ん…っ、…っ!」

エドガーのつけている腕時計がカチャカチャと鳴る。それに伴って説明できない快感が下半身を襲い、不意にエドガーの手が止まる。

「こんなことするのもされんのも初めてだろ?」
「っ、はっ、はっ…っ、」
「おい、てめぇ無視してんじゃねぇぞ。初めてかって聞いてんだよ!」

グチュン

「っーーー!」

自分の体なのに何が起きたのか全くわからなかった。体がビクビクと勝手に痙攣して、死んでしまうんじゃないかと思った。

「イっちまったのか?ケツでイけるなんて才能あるな。そんならもっと俺がお前にいろんなこと教えてやる」
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