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えっちなBL短編集
第4章 エドガーの裏の顔[サイコxアスペ]
「エド、マーサとはどうなった?」
「もう連絡とってねぇ」
「ハハッ!本当に悪い奴だな」
マーサとはこの前のパーティーで連れ帰った金髪女だ。一回抱いたっきり連絡は取ってねぇ。
「おい、エド、お前の好きなブロンドいるぜ」
「ほんとだ。階段で寝てるぞ。ほら行ってこいよ」
この日からやたらと友人に絡ませられることが増えた。シドがいたら話しかけてこいとか、一体何が面白いのかは謎だったが、俺もそんな悪い気はしてなかった。
ある時テレビを見ていると姿をみた。その姿は学校で見る時とは全く違っていた。シヴはタキシード姿で長い前髪を上げていた。その姿は言葉で表すには俺の語彙が足らなかったが、一番近い言葉は「エロい」だろう。
真顔でチェス盤を見つめ、淡々と打っていく。チェスのルールなんて知らないが、相手の表情から追い詰められていることがわかった。
『チェック』
初めて奴の嬉しそうな顔をみた。やっぱ天才だとか、すごい奴だとは思った。
でも、それよりもその顔を歪ませたくなった。
どうやったら彼を絶望に顔を歪ませられるだろうか。無性に天才の彼を落としてやりたい。
「もう連絡とってねぇ」
「ハハッ!本当に悪い奴だな」
マーサとはこの前のパーティーで連れ帰った金髪女だ。一回抱いたっきり連絡は取ってねぇ。
「おい、エド、お前の好きなブロンドいるぜ」
「ほんとだ。階段で寝てるぞ。ほら行ってこいよ」
この日からやたらと友人に絡ませられることが増えた。シドがいたら話しかけてこいとか、一体何が面白いのかは謎だったが、俺もそんな悪い気はしてなかった。
ある時テレビを見ていると姿をみた。その姿は学校で見る時とは全く違っていた。シヴはタキシード姿で長い前髪を上げていた。その姿は言葉で表すには俺の語彙が足らなかったが、一番近い言葉は「エロい」だろう。
真顔でチェス盤を見つめ、淡々と打っていく。チェスのルールなんて知らないが、相手の表情から追い詰められていることがわかった。
『チェック』
初めて奴の嬉しそうな顔をみた。やっぱ天才だとか、すごい奴だとは思った。
でも、それよりもその顔を歪ませたくなった。
どうやったら彼を絶望に顔を歪ませられるだろうか。無性に天才の彼を落としてやりたい。