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えっちなBL短編集
第4章 エドガーの裏の顔[サイコxアスペ]
「よう!シヴ!」
「…」
「お!シヴ、はっけーん。何やってんだ?」
「…」
「ははっ!その話まじウケるわ!___お、シヴ!次の授業チェスになったぜ」
「え?」
「冗談だよ」
学校で見かけるたびに絡みに行った。毎回シヴには無視をされたし、側から見たら俺がいじめているみたいに見えていただろう。
「よ!シヴ…
「何で俺に絡んで来るんだ」
「はぁ?いきなりなんだよ」
「何で俺に絡んで来るんだ」
「理由?そんなのお前と“友達”になりてぇからだよ」
「と、トモダチ…?」
「何初めて聞いた単語みたいに言ってんだよ!はははっ!おもしれーな!こんだけ絡んでんだから普通わかるだろ!」
あの時のシヴの顔には笑ってしまった。友達になりたい、それは真っ赤な大嘘だった。本気で友達になりたいとは思ってない。最低なことに俺の頭にはこいつとヤることだけだった。
「チェス好きなんだろ。俺の家に古いチェス盤あるぜ。興味あるか?」
「…ある」
「よっしゃ、決まり!」
ちょっろ。
車を走らせ家に向かう。世間話なんて全くなく、車に乗った瞬間にシヴはチェスの本を読み出した。話しかけたが無視を決め込む始末。家に着くと後部座席のシヴはその時初めてチェスの本から顔を上げ、窓の外を見た。
「よし、ついたぜ」
「…は?ここ、本当にあんたの家?」
「ああ」
「金持ちだったのか」
「ま、そうだな」
「金持ちは嫌いだ」
こいつ、実は空気読めない奴か?俺も被せるように空気読めねぇ天才は嫌いだと言うべきだろうか。
「…」
「お!シヴ、はっけーん。何やってんだ?」
「…」
「ははっ!その話まじウケるわ!___お、シヴ!次の授業チェスになったぜ」
「え?」
「冗談だよ」
学校で見かけるたびに絡みに行った。毎回シヴには無視をされたし、側から見たら俺がいじめているみたいに見えていただろう。
「よ!シヴ…
「何で俺に絡んで来るんだ」
「はぁ?いきなりなんだよ」
「何で俺に絡んで来るんだ」
「理由?そんなのお前と“友達”になりてぇからだよ」
「と、トモダチ…?」
「何初めて聞いた単語みたいに言ってんだよ!はははっ!おもしれーな!こんだけ絡んでんだから普通わかるだろ!」
あの時のシヴの顔には笑ってしまった。友達になりたい、それは真っ赤な大嘘だった。本気で友達になりたいとは思ってない。最低なことに俺の頭にはこいつとヤることだけだった。
「チェス好きなんだろ。俺の家に古いチェス盤あるぜ。興味あるか?」
「…ある」
「よっしゃ、決まり!」
ちょっろ。
車を走らせ家に向かう。世間話なんて全くなく、車に乗った瞬間にシヴはチェスの本を読み出した。話しかけたが無視を決め込む始末。家に着くと後部座席のシヴはその時初めてチェスの本から顔を上げ、窓の外を見た。
「よし、ついたぜ」
「…は?ここ、本当にあんたの家?」
「ああ」
「金持ちだったのか」
「ま、そうだな」
「金持ちは嫌いだ」
こいつ、実は空気読めない奴か?俺も被せるように空気読めねぇ天才は嫌いだと言うべきだろうか。