この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
unbalance
第23章 口元



 片手で器用にブラのホックを外し、手を前に回して胸を触る。
突起をくるくると、人差し指と親指で弄ぶ。



「待っ……ちょっと!」

 下火になっていた疼きが急激に復活して――まだ終わっていなかったのだと、気づく。
相馬は終わったけれど、私は、まだ。



「やだ……ッ」



 体がどんどん熱を帯びる。
気持ちいい、

だめ、

気持ちいいなんて思っちゃいけない、相馬に最後までしてほしいなんて、



 だって相馬はもう終わったのだから。

 私はそれでよかったのだから。相馬を満足させて、黙って帰れれば。



「だめ、相馬、」

「だめ? でも霧野、腰揺れてるよ」

「やっ………」



 相馬の言うとおりだった。

勝手に背が反って、腰を相馬に突き出すような格好になる。
まるで、せがむみたいに。

やだ、こんなの恥ずかしいのに、止められない……っ、



「触ってほしいの?」


/193ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ