この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
unbalance
第26章 コンシーラー



「……来週分は、約束の範囲外でしょ」



 今日だけ手伝ってもらうという約束のはずだ。
残業の時間分、できる限りのお手伝いをしてもらうという話だと私は認識していた。
終わるかどうかは、私の責任のはずだ。



「どうして、ここまで」

「そりゃまあ、霧野の役に立ちたいですから」



 ……また、調子のいいことを。



「っていうのも、もちろんあるんだけど」

 相馬が言い淀んで、私は顔を上げた。

「実は……これは相談なんで、ノーと言ってくれてもいいんだけど……」

 相馬が頭を搔く。

「今夜、なんかすごい人が集まる飲み会があるらしいという情報を入手しまして」



「……呼ばれたの?」

 ――それは、とても相馬らしくて、いいなと思った。

「今日午前中に訪問したとこで、よかったら顔出してみるかって言われて……」


/264ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ