この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
unbalance
第37章 お預け

「一旦、外でイっとく?」

「あ、ん……っ!」



 相馬が、人差し指を挿入した手の親指で、敏感なところの周りを撫でた。
ゆっくり、円を描くように。
熱い芯には触れずに、その周りをくるくると――

もどかしさが徐々に溜まっていく。
私の腰が揺れる。
相馬がもう片方の手で、胸をふにふにと弄ぶ。
こちらもやっぱり、中心には触れない。



「い、じわる……」

「何が?」



 私に恥ずかしいことを言わせようという相馬の策略だ、と、わかっているのに、まんまと私はそれに嵌まる。



「触ってよ……っ、」

「どこを?」

「お願いっ」

「言ってくれないとわかんないなあー」

「いじわるっ!」



 相馬の指を直接つかんでもどかしいところに触れさせようとするけれど、男の人の力って強い、どうしても、のらりくらりと躱される。



「おねがい……」

 涙目になりながら、相馬に訴える。

「さすがにかわいそうになってきたな」

 相馬の声は呑気なものだった。


/377ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ