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unbalance
第40章 泡

相馬も――さっきより、おっきくなってる。
手を伸ばしたいけれど、体を支えているのに必死で、そんな余裕はなかった。
「美愛、キスして」
相馬がちょっと顎を上げて私のほうを向く。
その唇に自分の唇を重ねると、すぐに舌が入ってきた。
私の腰が揺れるたび――それとも、相馬が動いているのか――私のおなかに、相馬の先っぽが当たる、
ん、だめ、我慢できない、もっとしたくなる――
「そろそろ綺麗になったかな」
相馬が、唇と手を同時に離した。
「あ――うん、」
「シャワー取って」
もっと、――なんて、恥ずかしすぎて言えなかった。
昨夜はどうしてあんな恥ずかしい真似できたんだろう。
やっぱりお酒が抜け切ってなかったのかな。
そんなことを考えながら、相馬にシャワーヘッドを渡してお湯を出すと、相馬は温度を確かめて、私の体を流し始めた。

