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人妻必罰仕置人-闇に裁いて仕置する 南無阿弥陀仏・・・
第1章 妻狩り依頼・高慢女の鼻を折れ
   いいんですね。やっても。


哲夫医師は、ぶっきらぼうに、


   ああ、いいよ。

   それで従順になるならな。


と、話して、俺の目を見た。


   頼りにしているよ。


と、哲夫医師は、話すと、敢えて大きな声で、


   今日は助かりました。

   さすがに、まだ、エアコンが使えないと、

   つらい時期ですから。


と、話し始め、俺も、それに合わせて、


   あれくらいでよければ、

   また、呼んでください。


と、答えた。その声が、2階まで聞こえたのか、

階段を下りてくる音がして、

実華子が、リビングルームの扉を開けて現れた。


   では、失礼します。


と、俺は哲夫医師に挨拶をして、退室した。

後ろを着いてくるのは、実華子。

玄関扉から外に出ても、庭の門扉までついて来た。


   今日は、ありがとうございます。


と、振り返った俺の顔を見て話す実華子。

その表情は意味深だ。

言葉だけでいけば、エアコンを直してもらった礼だが。

その表情は、黙っていたことへの礼という雰囲気だった。

しかし、哲夫医師はそもそも、何かあったことは知っている。

今日の話で、場所は有馬。相手は野島秀典とわかっている。

だからこそ、


   やってくれ。


と、いう言葉になった。

やってくれと言われなくても、やりたくなる女だ。

見送る姿。

俺が車に乗るまで見送りをしている。

この女が、傲慢で高慢なのだろうか。

謎だった。

それとも、弱みを握られたと思っているからだろうか。




俺は、帰宅後、ワン切りで、
実華子の携帯電話を鳴らして、切った。



その後、折り返しの電話はなく、夜になった。

哲夫医師のいる自宅からは

連絡しづらいのかもしれないと思い、

俺は待つことにした。



電話がかかってきたのは、夜だった。

時計を見ると、午後9時を過ぎたところだった。


   実華子です。

   夫が出かけるまで連絡ができませんでした。


と、事情を説明する実華子。

休診日とはいえ、

こんな時間に出かける哲夫医師もおかしな男だ。


   こんな時間に、どこへ?


と、俺が聞くと、少しためらいがあったのか、

間があったが、ため息が聞こえたのち、


   福原です。


と、答えた実華子。
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