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人妻必罰仕置人-闇に裁いて仕置する 南無阿弥陀仏・・・
第1章 妻狩り依頼・高慢女の鼻を折れ
本当に、こんな感じで、野島秀典と、何もなかったのか?

疑念がわいてきた。この女の言っていることは信用できるのか?

あのときの野島秀典の顔を思い出した。そして、実華子の顔。

セックスをした余韻はなかったか・・・。

実華子には、なかったが、野島秀典の表情は微妙だ。

あの焦り具合は、何もなかったとは思えない。

野島秀典は独身なのだから、女性と一緒にいても問題はない。

人妻と何かあった後だから、焦ったというか、

落ち着きがなかったのではないか。

考えれば、考えるほど、
この実華子という女がわからなくなった。

高慢で傲慢という哲夫医師の話と、
目の前にいる実華子とでは、一致点が少ない。

男根が小さく、度量が小さく、背が低い哲夫医師には、
高慢で傲慢に見えても、世間はそうは見ていない、
少なくとも、俺にはそうは見えなかった・・・。

今まで、多くの女を見て来た俺は、嗅覚が利く。

その嗅覚が、違和感を訴える。

理屈ではない。ニオイだ。

実華子から発するニオイ。

着けている香水ではない。

カラダから発するフェロモン。

旦那とセックスレスの女のそれではない。

それに、この色気、艶。

何より、俺の男根を見て驚かない。

久しぶりに男根を見た女の反応ではない。

まして、話し通り哲夫医師の男根が小さいなら
余計に驚きが大きいはずなのに、反応が薄い。

実華子の話す通りなら、こんな状況になれば、
女は慌てて、目を背ける。

そして、


   しまってください!


と、叫ぶくらいで普通だ。

俺も、その可能性を危惧して
周囲を見回したというのに、
そんな気配は微塵もなく、凝視している。

ーー見慣れている。

そんな感じして止まない。

しかし、つぶさに見ると、
実華子の顔に浮かんでいる反応は、

好奇心と忌避、欲望と恐怖、
そんなものがない交ぜになっている。

そんな風に見えた。

ふと思った。実華子の名刺を。

ラウンジ・ユリシーズ  月島花恋

ラウンジ?と、
名刺を受け取ったときに抱いた違和感。

人妻がラウンジで源氏名を名乗るということは、
ラウンジ嬢をしているということになる。

キャバ嬢のように1対1で接客することはない。
店全体で接客するのがラウンジ嬢のはず。
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