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人妻必罰仕置人-闇に裁いて仕置する 南無阿弥陀仏・・・
第1章 妻狩り依頼・高慢女の鼻を折れ
水曜日。夕方から雨が降り始めた。

俺はマンションのエントランスから傘を差して、

阪急電鉄神戸線の御影駅まで歩いた。

そして、神戸三宮駅まで電車に乗り、

そこから、東出口8番から西国街道の横断歩道を渡り、

山手幹線の横断歩道を渡り、北へ向かった。

緩やかな坂道。

あったのは、古びたマンションだった。

阪神大震災前からあったのではないかという佇まい。

2階・・・。

階段を上る。

折り返しになっている階段を上り切ると、片廊下。

鉄扉の玄関ドア。

そこに、ラウンジ・ユリシーズと書かれた札が。

正確には、


   Lounge Ulysses


と、木の札に、木製のロゴが貼り付けられていて、
札自体は、なぜか、フクロウの形をしていた。


あと、


   Members-only


の文字。


呼び鈴を押す。ビーっと、昭和な音。

いや、ノスタルジックな音と言っておこう。

鉄扉のドアが開いて、


   ようこそ


と、実華子が顔を出した。

招かれて入ったのは普通のアパート。

玄関があって、スリッパが並んでいる。

通り抜けていくと、リビング。

微かな音楽が流れている。シャンソンか何かか。

残念ながら、俺に音楽の素養はない。

リフォームをして、隣の部屋とぶち抜いた感じで

15畳くらいはあり、長いキッチンカウンターがあり、

そこ椅子が20脚ほど置かれている。

そして、カウンターに並んだ椅子の

反対側に一段高いところに

ハイチェアが置かれていて、

そこが多分、朗読する女性が座る席の様だった。


早くに来過ぎたのか、他に人影はない。

たしかに時計の時間は、実華子が言った時間より、

5分ほど早い。老人にはあの階段はつらいだろう。

時間丁度にくれば良しとするしかなさそうな感じだと思った。


   空いている席に座って


と、実華子が言った。

俺が座ると、実華子が、


   アルコール?カフェイン?


と、聞いた。前日の夜、まるで、中坊のときの初デート以来、
久々に緊張した俺は、眠ることができず、寝不足だった。だから、


   カフェイン


と、答えた。
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