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人妻必罰仕置人-闇に裁いて仕置する 南無阿弥陀仏・・・
第1章 妻狩り依頼・高慢女の鼻を折れ
いい顔だ。眉間に皺を寄せて、睨む顔。


   そんなこと言う人だとは思わなっかったわ


怒りを抑えかねているが、言葉は抑えている。


   いや、悪かった。
   いつも、あんなに感情をこめて読むのか?


と、俺は謝った。そして、聞いた。少し表情が和らいだが、


   そうよ。良いと思った小説を読むの。
   聞く人に、その状況を理解してもらうには、
   登場人物になりきって、感情をこめるわ。


と、話す実華子。


   なりきれば、なりきるほど、感情も高まる。
   それでは、セックスをしているようなものだし、
   それを見られるようなものだろ。
   爺さんたちに見られても感じるだろ。


と、俺が話すと、爺さんたちの言葉に反応したのか、


   会員の方に聞かれ、見られるのは、慣れているわ。
   毎回、こんな風になっていたら、仕事にならない。


と、俺を睨む。これは、これで美しい。

哲夫医師は、こんな感じを見下されたと感じたのだろうか。

実華子は、立っている。俺はカウンターの椅子に座っている。

当然、実華子に見下ろされる位置にいた。

それでも、見下されたとは感じなかった。


   俺だからそんな風になったと?


と、俺が聞くと、


   わたしに、それを言わせる?
   そんな野暮な男だったの?


と、あしらう実華子。若干の侮蔑が含まれた視線。いい視線だ。


   いや、悪かった。
   確かめたかったんだ。
   怒ったらどんな顔をするのか、
   そして、見下す視線ってのがどんな感じか。


と、俺が言うと、想定通り、怒った顔になった。


   試したの


と、睨む。


   そうだ。それも含めて、俺の仕事だ。

   喜怒哀楽があって人生だが、
   ご主人は、それを高慢、傲慢、侮蔑と感じた。

   そういうことだろうと、わかった。

   怒った顔も、バカにした顔も、
   含めて人間だと思えなかったのだろうな。


と、話すと、


   ワザと、怒らせたの?
   あなたの方が、傲慢だと思うわ


と、睨む実華子。


   そうかもしれない。
   だが、これも仕事だ。

   あなたが、どんなときに、どんな顔をするのか。

   それを確認したかった。


と、答えた。
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