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人妻必罰仕置人-闇に裁いて仕置する 南無阿弥陀仏・・・
第1章 妻狩り依頼・高慢女の鼻を折れ
しかし、ゲレンデに乗っているような男がママ活をするだろうか?

疑問が湧く。

なんとしても男の顔を見ないといけない。

そう思った俺は、車を止めて駆けた。

実華子の顔が見えた。その横にいた男は。

夫の哲夫医師とは真逆。

180センチ近い身長。

俺は背後を尾行する。といっても、入り口までだ。

   ノジマさん、いつもありがとう

と、言う声がした。声の主は実華子だろう。他に女はいない。

ノジマ?何者だ。哲夫から受け取った書類は全部読みこんだ。

そのなかに、ノジマという男は、、、いたはずだ。

そう、野島秀典。そこで、一気に俺の脳裏に記憶が。

野島秀典は、K学院大学のアメフト部にいた男だ。

10年くらい前だ。

今はプロになっていたはずだが。

いや、昨年、引退した。

32歳くらいだったはず。

背も低く、身体も小さい哲夫医師と、

背が高く、ガッチリした野島。

勝負あったという感じだ。

しかし、野島秀典がケガをしたときに

哲夫医師が手術を担当し、それ以来の関係だと聞いている。

だとすると、見事な裏切りだ。

実華子と野島が男女の中であれば。

俺は、現役時代の野島秀典に

ファンというほどではないにしても好感を抱いていた。

なんとなく、見事に裏切られた感じが俺にもあった。




俺は、張り込みを始めた。2人が入った老舗旅館の横の駐車場で。

いつ出てくるかはわからないが、間違いないのは、

ゲレンデに乗って帰るということだ。



だから、俺は、ゲレンデの前で待ち続けた。

大きなベンツの「スリーポインテッド・スター」と睨めっこだ。



俺のどこにでもあるようなホンダ・フィットには、

こういう時のための車載冷蔵冷凍庫がある。

俺は基本、冷蔵庫として使っている。



そこには、今朝、買ったばかりのシュークリームがある。

酒を飲まない俺は、甘いものが好きだ。




俺の大好物のシュークリームだが、

そのなかでも、俺が好きなのは、自宅近くの

「ケーキハウス・ツマガリ」のシュークリーム。




言って置くが、俺も津曲だが、

「ケーキハウス・ツマガリ」の社長と親戚ではない。



俺は、野性味溢れる、日向の国、宮崎の出身だが、

多分、あの社長は、宮崎の出身ではなさそうだ。


生粋の西宮だろう。そんな感じの紳士だからだ。
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