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人妻必罰仕置人-闇に裁いて仕置する 南無阿弥陀仏・・・
第1章 妻狩り依頼・高慢女の鼻を折れ
4つ買ったシュークリーム。

哲夫医師の家の前で、1つを平らげた俺は、

残りの3つを、1つ、1つと平らげていった。



2時間半後。



2人が出てきた。

表情を見た。特に、実華子の表情が重要だ。

ふっと俺は笑った。



情事の余韻を覚ますために、

時間を費やしていたのかもしれないが、

俺の目には、情事の余韻はなくても、

美香代の満たされた顔で、

不倫の印を、実華子の顔に押したさ。


あとは、証拠をどう掴むかだ。

そこは、俺流がある。


俺は、車を降りると、

ふらりと、2人がゲレンデに向かう前に立って、

   野島選手じゃないですか?

と、声を掛けた。

   あ、いや、もう、引退したので、選手では

と、慌てている野島秀典。

まさか、ここで、という感じだった。

   俺、野島選手のファンだったんですよ。
   怪我で、残念でしたね。カムバックは、ないんですか?
   術後は良好と聞いていたのですが

と、俺は、わざと、一気に話し切った。

「術後」の言葉に、2人は明らか動揺していた。

そうだろう。手術をしたのは、哲夫医師だった。

2人の縁を結ばせたのは、あの手術だから余計だ。

   か、カムバックは、無理ですよ

と、作り笑いを浮かべながら、

ゲレンデのリモコンで解錠した野島。


ゲレンデに乗り込むために歩く実華子。

   野島選手。いつ結婚されたんですか?

と、俺は聞いた。

野島は、未婚だから、

別に誰と一緒に居ても咎められる心配はない。

   え?

と、聞き直す野島。

   今の奥様ですよね

と、俺が話した。公開されているプロフィールにも

「独身」と明記されている野島。

とはいえ、引退後に結婚することはあり得るわけで、

俺の質問は、別段、変ではない。

スポーツ紙の記者でも、

この状況を見れば、同じ質問をするだろう。



   いや、親戚の人で、神戸に遊びに来たと聞いたので、
   有馬温泉でも案内しますよということになって

と、笑う野島。嘘がバレバレだ。

神戸に遊びに来た?哲夫医師の家は、西宮だ。

西宮から神戸に遊びに来たから、有馬温泉に案内だと。
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