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人妻必罰仕置人-闇に裁いて仕置する 南無阿弥陀仏・・・
第1章 妻狩り依頼・高慢女の鼻を折れ
馬子にも衣裳とはよく言ったもので、
ガサツな俺でも髪を実華子に整えてもらい、
セットアップスーツを着たら様になった。

実華子の服装は、ワンピースドレスだったが、
Pour Vousという実華子に言わせれば、
日常使いのレースのワンピースドレス。


   2万もしないわ


と、笑うが、2万もするの俺とは金銭感覚が違う。

こういうところも、
貧乏育ちの哲夫医師が
高慢で傲慢な女と感じる
ところなのかもしれないと思った。

悪い女ではないが、
金銭感覚は明らか庶民のそれとは違った。

まして、育ちが悪いと実華子が毒づく哲夫医師。

経歴からしても、たしかに、育ちは悪そうだ。

それに、今、俺に依頼している内容も筋が悪い。

直ぐに着るからと、購入した服を着た。

外に出ると、


   これをつけて


と、渡したのはリング。

いわゆる、結婚指輪のようなリング。


   これは?


と、聞くと、


   祖父の形見。

   あなただけ指輪をしていないと、
   間男だってバレるでしょ。

   そのデザインなら、
   わたしのと似ているから
   夫婦に見えるじゃない


と、微笑む実華子。歩きながら、俺は、


   なあ、アフターピルを飲んだ方がいい


と、言ったが、


   必要ないわ。

   妊娠したら、離婚して、津曲さんと結婚するから。


と、あっけらかんと言い放つ実華子。


   いいか。俺がどんな人間かわかっているのか?


と、言って、振り返ると我ながら、
クソな人間だと思わずにはいられない。


   定職もない、しがない、寝取り専門の調教師だぞ。


俺は、恥ずかしかったが、本当のことを言った。


   いいんじゃない。寝取り専門なら、ちゃんと寝取ってね。

   調教師なら、自分好みの女にして。

   あなたがいいなら、わたしはいいの。


と、笑う実華子。


   ご主人と違って、俺には、稼ぎもない、ステータスもない。

   それがわかって言っているのか。

   今の生活ができなくなるんだぞ。


と、俺は歩きながら伝えた。


   そんなことはないわ。

   父には伝えたの。夫のこと。あなたのこと。

   好きにしなさいだって。


と、実華子は笑った。
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