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第2章 試撮

「小説のテーマを決める前、徹底的にリサーチします。自分でも納得するまで続けて、それを小説に活かします」

「なるほど、リサーチね。ねえ、真衣ちゃん、友達から目力あるって言われない？」

「確かに友達には、言われたことがあります」

「でしょう。今、仕事の話をしている時の真衣ちゃん、すごいいい目をしてたから。真衣ちゃん、メガネ取ってもらっていい？」

「あっ、はい」

真衣はKENに従い、メガネを外した。

「それでさっきみたいに…カメラを見てくれる？」

「はい」