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ポートレート – Portrait –
第4章 蝶になった小説家
二人は昨日と同じ部屋に入る。KENが真衣にカメラを向けた。そこには立ったまま、自分からポーズを取る真衣の姿があった。
「もう本当に…昨日とは別人だね」
「へへ。すごく嬉しかったので」
「じゃあ、撮影始めようか。」
KENが言うと、白いバスローブを真衣に手渡した。
「えっ…バスローブ?」
「うん。服はカゴの中に全部入れられるから」
KENは奥にあるパーティションで仕切られた、空間を指差した。
————KENさんのサイトに掲載されていた女性は、ほとんどが裸で撮影されていた。分かってはいたけど、全部脱ぐとなると…やっぱり緊張する。
「もう本当に…昨日とは別人だね」
「へへ。すごく嬉しかったので」
「じゃあ、撮影始めようか。」
KENが言うと、白いバスローブを真衣に手渡した。
「えっ…バスローブ?」
「うん。服はカゴの中に全部入れられるから」
KENは奥にあるパーティションで仕切られた、空間を指差した。
————KENさんのサイトに掲載されていた女性は、ほとんどが裸で撮影されていた。分かってはいたけど、全部脱ぐとなると…やっぱり緊張する。