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ポートレート – Portrait –
第4章 蝶になった小説家
「真衣ちゃん、バスローブも取ってもらっていいかな…?」
「は…はい…」
KENは真衣からバスローブを受け取る。彼女の手首を片方ずつ、腕を伸ばすように、ゆっくりと上げていった。真衣の手足はX字になるように伸ばされた。
「ゆっくりと三歩くらい下がって」
「はい…」
ゆっくり下がっていくと、真衣の体の後全体に何かが触れた。
「はっ…」
「そのまま動かないでね」
「はい」
————何だろう…体の後側に何か当たってる…腕から脚まで何か感じる…ちょっとくすぐったいけど…。
「は…はい…」
KENは真衣からバスローブを受け取る。彼女の手首を片方ずつ、腕を伸ばすように、ゆっくりと上げていった。真衣の手足はX字になるように伸ばされた。
「ゆっくりと三歩くらい下がって」
「はい…」
ゆっくり下がっていくと、真衣の体の後全体に何かが触れた。
「はっ…」
「そのまま動かないでね」
「はい」
————何だろう…体の後側に何か当たってる…腕から脚まで何か感じる…ちょっとくすぐったいけど…。