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ポートレート – Portrait –
第4章 蝶になった小説家
「サインって…何ですか…?」

「それはまだ教えられないよ。すぐには出てこないから辛抱強く待とうか」

「はい…」

————私にはKENさんの言う意味が、分からなかった。今は体全体に広がる、縄のザラザラとした感覚と戦っていた。じっとしてはいられない感覚。腰を引いてもお尻や脚に吸いつく縄…胸や背中にも、体をよじっても触れてくる縄…高貴な意味の紫、欲求不満の意味も持つ紫…そんな意味を持つ紫によって作られた、二枚の蜘蛛の巣によって動けなくなった私…頭の中に同じように捕まった蝶の姿があった…もがけばもがくほど力をなくす、翅(はね)の綺麗な蝶だった…急に体の中が熱くなり、前を向くのが辛くなるほど、体の力が抜けていった…。
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