この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ポートレート – Portrait –
第4章 蝶になった小説家
————シャッター音が気持ちいい…KENさん、私の才能を撮ってください…。

KENは真衣の力強い背中も撮影する。両柱に繋がれていた縄を解いて、そのまま真衣を大の字のまま、うつ伏せに寝かせた。まだ真衣の体には、蜘蛛の巣が張り巡らされていた。そして真衣の妖艶な姿を何度も撮っていく。

————もう私は力尽きしてしまった蝶のようだった。蜘蛛の巣に力を奪われて、自らの運命を悟った。カメラを持って近づいてくるKENさんが、蜘蛛のように見えた。至近距離から撮られていく私の体…シャッター音という糸を出しながら、蜘蛛が私の顔に近付いてきた…。

「真衣ちゃん、すごく綺麗だよ。こんなに引き寄せられるオーラは初めてだよ」
/102ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ